2019.05.11ブログ
潮干狩り前に知りたい事前準備!
こんにちは♪
ロコズビューティーハウオリですo(^▽^)o
GWに潮干狩りに行かれた方も多いかと思いますが…(私は一度も行ったことがありません)
今日はお天気が最高に良いので、何となく「潮干狩り行きたい…。」と思ったので調べてみました!
◆行く前にチェックしておこう! 潮干狩りの豆知識
春から夏は潮干狩りに最適のシーズン。特に初夏のレジャーとして大人気で、すでに計画を立てている人も多いかもしれない。だが潮干狩りは潮の満ち引きや気候などにより、開催できるかどうかが大きく左右される。下調べをせずに現地へ足を運んだら「実施できない」こともありえるのだ。
そこで今回は潮干狩りを計画する際に知っておきたい事前準備について、千葉・木更津の潮干狩り場「木更津海岸」を運営する、木更津漁業協同組合の根本昌彦さんに話を聞いた。
潮干狩りができる日時は、潮の満ち引き時間で決まる
まず潮干狩りができる時間は干潮時のみ。事前に海岸の干潮と満潮の時間を把握するのは、基本中の基本だ。
「意外にそのことを知らずに足を運ぶ人もいます。干潮と満潮の時間は各海岸によって違います。まずは潮干狩り会場のホームページなどをチェックして、実施できる日時を確認してください」(根本さん 以下同)
たとえば干潮の時間が10時であれば、潮干狩りができるのは8時~12時の間(干潮時の前後2時間程)。つまり行きたい日に潮干狩りができるかどうかは、潮の満ち引きに左右されるのだ。時間は長くでも5時間くらいだが、潮廻りによっては3時間になることや、風向きで満潮が早くなって短縮されるケースもある。
「当日、一番干潟ができる干潮時間の前(引き潮の時間内)に、来場するのがおすすめです。引き潮は、干潮時間の前2時間くらい。潮が引くことで一面が干潟になる光景をぜひ目に焼き付けてほしい。それも潮干狩りの醍醐味のひとつです」
またゴールデンウィークは潮干狩りのハイシーズンとなるが、混雑を避けるのなら「ゴールデンウィーク以降がおすすめ」だという。
「潮干狩りの話題をメディアで取り上げられることが多いのはゴールデンウィークの間ですが、実は7月まで潮干狩りはできます。夏場は梅雨があるのでできない日も多いですが、晴天の日はまったく問題ありません」
水辺は冷えるので、防寒対策は万全に!
日程が決まったら、次に考えなくはいけないのは「持ち物」。最低限なところでは、アサリを掘る「熊手」と、獲ったアサリを入れる「ネット」、獲ったアサリを持ち帰る「発泡スチロールの箱」や「クーラーボックス」が必要となる。ただこれらは潮干狩り場であれば、販売されているケースがほとんどなので、現地調達も可能だ。
一方でアサリを獲るための道具ではないが、持参したほうがいい持ち物もたくさんあるという。
「小さいお子さんと一緒に行くなら、防寒対策は万全にしましょう。水辺は陸地より風が冷たいので、子どもが寒くてぐずってしまうことも。また干潮でも濡れてしまうので、着替えも多めに持ってください。あとは日焼けを防ぐつばの広い帽子、熱中症対策の飲み物、水面に入るときに履く靴を用意するといいと思います」
干潟を歩くときに素足だと、貝殻などを踏んでケガをするリスクがある。できれば肌が露出しているビーチサンダルなどではなく、長靴のようにきちんと足が覆われた靴を持参したい。
砂抜きに使う、海水を持ち帰るペットボトルも必須!
さらに想定したいのが、アサリを食べるための下準備。発泡スチロールの箱やクーラーボックスにアサリを入れて持ち帰った後、家で砂抜きをする際に必要となるのが「海水」だ。
「当海岸では持ち帰り用のペットボトルがありますが、用意がないところでは自分で空のペットボトルを持参する必要があります。目安はアサリ1キロ当たり海水1リットル分。ほかにも夏場は貝が傷みやすいので、保冷剤があるといいですね」
干潟とはいえ海はいろいろな危険や想定外がつきもの。小さい子どもがいるならなおさら、行き当たりばったりではなく、事前の情報収集と準備は万全に整えたい。
持ち帰ったアサリはどうするの? 上手な砂抜きと保存方法
潮干狩りで獲ったアサリを家に持ち帰ったら、次は「砂抜き」「調理」、そして「保存」を考える必要がある。アサリの砂抜きや残った分の保存は、どんな方法がいいのだろう? 千葉・木更津の潮干狩り場「木更津海岸」運営する、木更津漁業協同組合の根本昌彦さんに話を聞いた。
砂抜き方法は、スーパーのアサリと違うので要注意!!
持ち帰ったアサリを食べるために必要となるのが「砂抜き」。木更津漁業協同組合が推奨する砂抜き方法は以下の通りだ。
1)アサリを桶などに広げてできるだけ平らにしたら、持ち帰った海水をアサリが浸るくらいに入れる。
2)桶に新聞紙などをかぶせて暗くし、振動を与えずにそのまま放置する。
3)4時間から一晩放置したら砂抜きは完了。一晩以上置くと痛むので、それ以上は放置しない。
使用する海水は、潮干狩りから帰る際は必ずペットボトルなどで持って帰るのが鉄則だが、うっかり忘れてしまった! という人もいるかもしれない。そんなときはどうすればいいのか。
「海水がなければ、海水の濃度に潮を入れた真水でも一応可能です。塩の目安は“舐めてしょっぱいと感じる”くらいでしょうか。ただ味覚には個人差があり、濃度は海によってまちまちなので、完全に再現することは難しいもの。失敗しないためにも、海水の持ち帰りは絶対に忘れないようにしましょう」
ちなみに一般的な砂抜き方法をインターネットで検索すると「ぬるま湯に入れる」「包丁やくぎなどの金属を入れる」などの方法が出てくる。そういった方法はどうなのか。
「試したことがないので、正直何ともいえません。ただ、スーパーなどで売られているアサリと、潮干狩りで獲れたアサリとでは、砂の量が全く違います。市販のアサリはすでに砂抜きされることも多いので、それを基準に『ぬるま湯だと砂抜きが早くできる』といわれているなら、潮干狩りで獲れたアサリで試すのはおすすめできませんね」
砂抜きしたアサリを即冷凍すれば3カ月は食べられる
鮮度を考えるなら、砂抜きしたアサリをその日に食べるのが一番おすすめなのはいうまでもない。しかし大量で食べきれないケースも多く、最適な保存方法が気になるところ。
「翌日であれば冷蔵庫で保存できます。ただ、砂抜きをすると鮮度がどんどん落ちるので、次の日に食べるなら砂抜きも遅らせるのがおすすめ。もしくは、冷凍すれば砂抜きをしても鮮度が落ちないので、砂抜きをした後にすぐに小分けに冷凍するのもいいと思います。冷凍すれば最長3カ月は持ちますよ。冷凍したアサリはそのまま調理してOKです」
ちなみに潮干狩りシーズンの春先から初夏の場合、常温保存は痛みの原因となるので避けたほうがいいとのこと。ネットで検索すると、アサリの保存方法としてさまざまな情報が掲載されているが「アサリの価格はかなり高騰しています。根拠のない情報を鵜呑みにして、アサリをダメにしてはもったいないですよ」と根本さん。せっかく苦労して獲ったアサリをダメにしないよう心掛けたい。
子どもでも簡単に獲れる? アサリがたくさんいる場所
早起きして潮干狩り会場に到着したら、いよいよ捕獲スタート! しかしせっかく来たのに全然発見できず、気が付いたら満潮で営業時間が終わっていた…なんてことになったら、ガッカリするだろう。そうならないよう、アサリを効率的に捕獲する方法はあるのだろうか? 千葉・木更津の潮干狩り場「木更津海岸」を運営する、木更津漁業協同組合の根本昌彦さんに伺った。
アサリを見つけるには“浅く広く掘る”が鉄則!
「アサリが生息しているのは、砂の下から10センチ以内のところ。深く掘っても意味がないので、“浅く広く”が鉄則ですね。また、アサリは一カ所に固まる性質があるので、ほかの方がすでにアサリを獲れている場所の近くを狙うといいと思います」(根本さん 以下同)
また満潮が迫っていて時間があまりないときは「係員の人に『どの辺りで獲れますか?』と聞くのも手」とのこと。
「我々としても、せっかく足を運んでくれたお客さまがアサリを獲れなくてガッカリしてしまうのは悲しいものです。もちろん自分で発掘するのも醍醐味ですが、時間がないときは、どんどん聞いてください」
アサリとよく似た「バカガイ」は、砂抜きが大変
潮干狩りといえばメインで獲れるのは「アサリ」だが、海にはアサリ以外の貝も生息している。
「一番メジャーなのは『バカガイ』と呼ばれる貝です。形状はアサリと似ていますが、表面がツルツルしており殻が薄く、割れやすいのが特徴。お寿司屋さんでは“青柳”として提供されるおいしい貝ですが、砂抜きが大変なのが欠点ですね。運がよければ“ハマグリ”がいることもありますよ」
ちなみにバカガイの砂抜きは沸騰した塩水に入れて貝が開いたら、貝から一つひとつ身を取り出して砂を洗う。さらに水を変えて同じ工程を何度も繰り返す必要がある。
ほか「ツメタガイ」「サルボウ」「カガミガイ」など、あまり知られていない貝がいることも。正体や食べられるかどうかがよくわからないときは、係員の人に確認したほうがいいだろう。
獲れたアサリに真水や海水を入れて持ち帰るのはNG!
アサリが獲れたら、次は持ち帰る準備が必要。クーラーボックスなどに入れるときの手順は以下の通りとなる。
「まずは真水で洗い、貝の口を閉じます。こうすることで貝の鮮度が保たれて日持ちがしやすくなります。そして保冷剤と一緒にクーラーボックスなどの容器に入れて、そのまま持ち帰ります。保冷剤は直接入れるとアサリが冷凍焼けする可能性もあるので、できれば新聞紙などに包んだほうがいいですね。またアサリとは別に、持ち帰って砂抜き用に使う海水をペットボトルに入れて持ち帰るのを忘れないでください」
真水や海水にアサリをつけて持ち帰ると、痛みの原因となってしまうのでNG。持ち帰りに必要な海水は、アサリ1キロ当たり海水1リットル分が目安となる。
せっかく潮干狩りに来たのだから、おいしいアサリをたくさん持ち帰りたいもの。効果的な獲り方と持ち帰り方がわかれば、家でもアサリが楽しめるはずだ。
是非皆さんも参考にして潮干狩りに行ってみてください!!
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